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ワイナーは,原因帰属の考え方を学習の動機づけに応用し,学習の正否の原因に関する二次元的分類として表した(下表).学習結果を何らかの原因に帰する際,原因が自分にとって内的なものか外的なものかという「統制の所在(locus of control)」の次元,原因が容易に変化しうるかどうかという「安定性(stability)」の次元に分かれるとした.学習者は,学習の成果が不十分であったとき,自分に問題があると評価するなら統制の所在が内的なものと認知していることになる.
安定 | 不安定 | |
---|---|---|
統制の所在:内的 | 能力 | 努力 |
統制の所在:外的 | 課題の困難度 | 運 |