E 章: 病棟緩和医療給付
緩和病棟に対する専門プログラム
(2006年5月29日の病院計画委員会の決定による)t
−Art. 4 Abs. 1
それ以外に、存在する全ての病院は、その任務設定の枠内で、当然のことながら重篤な患者と死につつある者にも引き続いて医学的及び介護的ケアを行う。 緩和病棟を有しない病院は、Zentrenの緩和医療の専門知識を共同診療によって学ばなければならない。
分野にまたがるケア
緩和病棟は専門能力のセンターとして、重篤患者と死につつある者のケアのためのネット組織の一部である。これらのリソースは領域を超えて活用されなければならない。領域を超えた緩和医療のケアを改善する全ての可能性を利用し尽くさなければならない。
需要
ドイツ連邦議会の調査委員会「近代医療の倫理及び法」(BT-Drs. 15/5858)の「緩和医療及びホスピス活動による重篤な患者及び死につつある者のケア改善」中間報告の勧告によって、重篤な患者と死につつある者のケアのため、とりあえず百万人につき35の緩和ベッドの整備が必要となった。緩和病棟はこの根拠に基づいて、既存の支援ベッドと設備の総数の枠内で設置される。【訳者解説:大多数の病院は州病院計画の一員である。それらの病院のベッド数は州の計画に合わせて設けられているが、そのような公認されたベッドを支援ベッドという。ドイツでは病院ベッドの稼働率の目標を85%としているが、現状は80%に下がっている。そのような支援ベッドの中から緩和病棟のベッドを調達するということのようである。】
指数は実際上の需要の推移に合わせる。
所在地と規模
緩和病棟の設置は、Versorgungsstufen III及びIV(2006年7月1日からはVersorgungsstufen II及びIII)の病院、特に腫瘍部門を有する病院において優先的でなければならない。いくつかの病院所在地で問題が生じたときは、緩和病棟は緩和病棟に必要な条件がすでに整っている病院所在地に設置される。
緩和病棟の規模は通常6ないし12ベッドとする。
緩和病棟に対する質的要求
必要とされる処置の質を保証するために、施設は「緩和病棟に対する質基準」(添付資料参照)満たさなければならない。緩和病棟に対する質基準は、専門家グループ「緩和医療及びホスピス作業」の「緩和病棟」作業チームによって作成され、ドイツ緩和医療協会の質基準に依拠している。
緩和病棟の認可
上記の条件を満たし、その受理が現在の地域の構造を考慮に入れていると思われるときに、緩和病棟は病院計画に申請することによって受理される。
緩和病棟に対する質の基準
(バイエルン州労働及び社会秩序、家庭及び女性省の専門家グループ「緩和医療及びホスピス作業」の提案に該当する)
病院の通常の建築的、技術的及び医学的水準の他に緩和病棟に対する以下の質に関する条件が適用される:
1. 構造上の質
1.1. 人員
·
独自の医師及び看護チームを持った自立した病棟
·
医師基準: 6.5ベッドにつき1名の医師定員
·
医師の緩和医療の資格: 最低1名の医師は緩和医療の付加卒後研修を完了している(移行期間も)または外国で同等の教育を受けている
·
看護基準: 9ベッド以上の場合は1ベッドにつき1.2名の看護職。部門がこれより小さい場合はベッド数に段階をつけて看護基準を定める
·
看護指導及び160時間の緩和ケアコースを完了した代理
·
看護チームの30%は160時間の緩和ケアコース(移行期間を含む)を完了
·
その他の職種(ソーシャルワーカー、司牧者、療法士):6時間/患者/週
1.2. 建築基準
·
隔離された病棟領域、または組織的及び場所的に分離されたユニット
·
一人及び二人部屋、とりわけ一人部屋が望ましい
·
住み心地のよい環境
·
家族が宿泊できるようにする
·
居住環境を伴った多機能の部屋
2. プロセスの質
·
限られた余命しかなく、そして症状のコントロールのために緩和ケアを含む緩和医療処置を必要とする不治、進行性及び著しく進行してしまった疾患の入院
·
患者の入院は腫瘍患者に制限しない(例外:腫瘍専門病院)
·
治療目的の定義と定期的審査
·
多職種チーム内で共同で扱う
·
共同で毎週行うチーム協議
·
病棟に投入された人員に対する支援のための義務的な定期的外部管理
·
義務としての定期的な内部での生涯研修
·
専門的緩和医療給付の規則正しい記録作成
·
症状及び症状の経過の規格化された記録作成
·
皮下注射の規則正しい処置
·
病院内の対診と助言の提供
·
質保証のための方法
·
診療所のホスピス/緩和サービスとの契約による共同作業
3. アウトカムの質
·
目的は苦痛の緩和と病気及びケアの状態の安定であるので、患者はできるだけ退院して家庭に、または病棟ホスピスや介護ホームに移すことができるようにする。
·
平均の滞在期間は、ドイツの緩和病棟の平均滞在期間のプラス・マイナス2日に適合する。
KEZ |
|
|
1 61 01 |
Klinikum
Ingolstadt* |
10 |
1 62 02 |
Klinikum Harla |
10 |
1 62 14 |
|
25 |
1 62 90 |
|
10 |
1 75 01 |
Kreisklinik Ebers |
2 |
1 77 05 |
Klinik |
15 |
1 78 01 |
Klinikum |
10 |
1 79 01 |
Klinikum
Fürstenfeldb |
6 |
1 88 01 |
Klinikum |
6 |
1 88 02 |
|
4 |
2 61 05 |
Kre |
10 |
2 72 03 |
Kre |
5 |
2 77 05 |
Kre |
4 |
3 61 01 |
Klinikum St. |
6 |
3 62 01 |
|
10 |
4 61 01 |
Klinikum |
10 |
4 62 01 |
Klinikum |
10 |
5 64 01 |
Klinikum Nür |
13 |
6 62 02 |
|
10 |
6 63 01 |
St |
9 |
7 62 01 |
Klinikum
Kaufbeuren-O |
6 |
7 63 01 |
Klinikum |
6 |
7 80 06 |
Schloß |
12 |
*
**
【
□