医学教育領域でのFDにおいては,ワークショップ形式の意見集約の際にKJ法を利用することが多い.その際,3つの短冊がミシン目で一続きになった形式の白紙を用い,1人が意見を書いた後で隣の人に回していくことで,3人の意見を集めて文殊の知恵として高めることが可能である.このために中川米造氏が考案した用紙が文殊カードと呼ばれている.