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 GPA(grade point average)とは,米国において一般的に行われている学生の成績評価方法の一種,一般的な取扱いの例は次のとおりである。

  1. 学生の評価方法として,授業科目ごとの成績評価を5段階(A,B,C,D,F)で評価し,それぞれに対して4・3・2・1・0のグレード・ポイントを付与し,この単位当たり平均(GPA,グレード・ポイント・アベレージ)を出す。
  2. 単位修得はDでも可能であるが,卒業のためには通算のGPAが2.0以上であることが必要とされる。
  3. 3セメスター(1年半)連続してGPAが2.0未満の学生に対しては,退学勧告がなされる。

(但し,これは突然退学勧告がなされるわけではなく,学部長等から学習指導・生活指導等を行い,それでも学力不振が続いた場合に退学勧告となる。)
 なお,このような取扱いは,1セメスター(半年)に最低12単位,最高18単位の標準的な履修を課した上で成績評価し,行われるのが一般的である。